爬虫類

ヘビ


ヘビは手足がない爬虫類です。 猛毒を持つ種類もあります。

1.ヘビの種類


ナミヘビ ナミヘビ(ヘビ)科

多くのヘビがこのナミヘビ科の属します。

絵は日本で最も有名なアオダイショウです。
ヤマカガシも日本でよく見られます。
他には、赤・黄・黒の縞模様が特徴的なミルクヘビ
ペットとして最もよく飼われているコーンスネークなどがいます。
コブラ コブラ科

首のフードを広げて敵を威嚇するヘビです。
細くて短い牙から毒を注入して獲物を殺します。
また、敵が近づくと、相手の目をめがけて毒液を吹きかけるものもいます。

絵は世界最大の毒蛇、キングコブラです。
他には、有名なエジプトコブラ
毒を吐き出すドクハキコブラなどがいます。

クサリヘビ クサリヘビ科

頑丈な毒牙で獲物に毒を注入して殺すヘビです。

絵は日本で最も知られる、ニホンマムシです。
この他に、木の葉のような形の頭を持つガボンバイパー
また、ガラガラヘビハブがいます。
ボア ボア科

獲物を絞め殺して食べるのが得意なヘビです。
たいてい、からだが小さくて、木に登るのも得意です。

絵は最も大きなアナコンダです。
その他に、明るい緑色の体色を持つエメラルドツリーボア
ゴムのような感触のラバーボアなどがいます。
ウミヘビ ウミヘビ科

主に浅い海にの中に住むヘビです。
コブラに近い仲間で、短い牙を持っていて、強い毒を持つものがいます。

絵は、黒と青の縞模様の体色を持つアオマダラウミヘビです。
他には、クロガシラウミヘビなどがいます。

※ただし、ウミヘビと名がつくものには、魚類と爬虫類がいます。
魚類ウナギ目ウミヘビ科のもの(無毒)と、
爬虫類ヘビ目のコブラ科に属するウミヘビ(猛毒)です。
また、ウミヘビ科は、コブラ科の中に入るという見解もあります。

このほかに
メクラヘビ科、 ニシキヘビ科、 ヤスリヘビ科、
ホソメクラヘビ科カワリメクラヘビ科メキシコサンビームヘビ科サンビームヘビ科
サンゴパイプヘビ科パイプヘビ科ヒメボア科ボアモドキ科ジムグリクサリヘビ科モールバイパー科
があります。



2.ヘビの特徴

からだ

・たいてい、四肢・耳孔・まぶたがありません。

・皮膚は、重なる鱗に覆われていて、なめらかでつやつやしているものと、
 キール(隆起)があってざらついているものがあります。
 乾燥した地域のヘビには、キールの皮膚を持つものが多いです。

・口をとても大きく開くことができ、大きな獲物を丸呑みすることもできます。

・上あごに牙を持つものも多く、毒のあるヘビは相手に噛み付き、毒牙から毒を注入します。
 また、原始的なヘビの歯は、あごの上下のどちらかについていることもあり、

・卵を食べるタマゴヘビには、歯がまったく生えていません。

・細長い二股にわかれた舌をチロチロと出したり引っ込めたりして、
 ヤコブソン器官という細胞に外の情報を運び、においを嗅ぎます。

・ヘビの肺は、たいてい右肺しか機能してません。
 左肺は縮小しているか完全になくなっているかで、機能していません。

住む環境

・土に穴を掘って生活するものや、木の上にいるものなど、様々です。
食べ物

・ヘビはすべて肉食です。小型の動物や、昆虫を食べます。
 ウミヘビは、魚やウナギなどを食べます。

・二股に分かれた舌を使って獲物を見つけ出します。
 獲物の体温を察知するものもいます。顔面にピットと呼ばれる、温度を感知する器官を持ち、
 哺乳類や鳥類などの獲物を、その体温によって見つけ出すヘビもいます。

・獲物を毒で殺すか、締めつけて窒息させるなどしてから、飲み込みます。

・非常に大きな口をしていて、顔よりもずっと大きな獲物を飲み込んでしまいます。
 猛毒を持つヘビの中には、毒の弱いヘビを食べてしまうものもいます。

繁殖

・卵を産むものと、幼体を産むものがいます。
 クサリヘビ・ボア・ウミヘビなどの一部は幼体を産みます。

・卵の殻は、皮のように柔らかいものが多いです。

・親は卵に土や枯葉をかぶせて、とぐろを巻いて守ることもあります。

・子供は、卵歯を使って卵を破って生まれます。この卵歯は、後に抜けてしまいます。

その他

・毒をもつヘビがいます。どれくらい危険な毒なのかはヘビによって違いますが、
 中には人を殺してしまうほどの猛毒を持つものもいます。
 特にブームスラングというヘビに噛まれると、1日のうちに死んでしまいます。
 クサリヘビ・コブラ・ウミヘビなどの毒は特に危険です。

・ヘビは脱皮します。ヘビの場合、古くなった皮を、体まるごといっぺんに脱皮するので、
 ひとつながりの抜け殻ができます。脱皮したての皮膚は光沢があり、つやつやしています。
 ただし、脱皮には多くの体液を使うので、脱皮の前には皮膚のつやがなくなり、目がくもります。

・ガラガラヘビの尾の先には、小さなケラチンの殻がいくつかついています。
 尾を振るとその殻がぶつかり合って、シューという音を出し、敵に近づかないよう警告します。
 またこの殻は、脱皮するごとに一節づつ増えていきます。

・ヘビの移動方法は様々です。
 地面の凹凸を利用して、体をくねらせながら前進する「蛇行運動」、
 からだをアコーディオンのように曲げて、その体をまっすぐに押し出すことによって前進する「アコーディオン運動」、
 筋肉を縦に縮めたり伸ばしたりすることによって、からだを押し出して進む「直進運動」、
 そして、からだを横に滑らせながら進む「横ばい運動」の4種類があります。
 また、木の枝から枝に飛び移るヘビもいます。



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