イモリ全書
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繁殖に成功したら、卵と幼生の世話をします。
私は実際に卵や幼生を飼ったことがありませんが、大人のイモリよりも少し手がかかるようです。


   卵の飼い方

卵
 1.成体を手に入れて、繁殖させます。
   (たいてい、ペットショップで手に入れることはできません。)

 2.産卵が終わったら、卵を水草ごと別の水槽に移してふ化させます。
   (水草を入れておくと、酸素を補えます。)

 3.1週間に1回ぐらい水を取り替えます。
   なお、卵は水質や水温の変化にとても敏感です。
   むやみに加温しないようにしましょう。
   水は、汲み置きしたものか、カルキ抜きします。
   水温は20℃以下を保つようにします。

 4.酸素を送るために、静かにエアーレーションを行ってもよいです。
   ただし、卵が極端にゆれるような勢いではいけません。

 5. 2〜4週間でふ化します。

    ※死んだ卵は、大きなスポイトで取り除きます。
     水質の悪化に敏感です。水槽の中は常に清潔にしましょう。




   幼生の飼い方
 
幼生
  ふ化した幼生の世話をする


 川や沼で手に入れるか、繁殖させます。(幼生も、ペットショップでは手に入りません。)

 水槽や水の管理については、卵と同じです。
 (卵と同じように、水質や水温の変化にとても敏感なので、気をつけましょう。
 水は、ミネラルウォーターにエアーポンプで空気を十分に送ったものを使うと良いそうです。)

 ふ化したばかりのときは、水槽の下のほうでじっとしていて、何も食べないようです。
 何日かすると動き始めて、口ができて、えさを食べるようになります。

 えさは、幼生の大きさに合わせて、アカムシ、糸ミミズ、ミジンコ、配合飼料などを細かくして、毎日与えます。

 ※大きくなると、えさが少なかったり、大きさが違うものがいたりすると、共食いを始めます。
  えさは多めにあたえ、一匹ずつ別の水槽で飼うなどの工夫が必要です。


水槽
  変態する幼生の世話をする

 幼生はえら呼吸ですが、3ヶ月くらいするとえらが小さくなり、
 まもなく手足が生えて変態し、肺呼吸するようになります。
 この時期に、岩や砂利で陸地を作ってやります。

 そして上陸したら、成体と同じように飼います。

 ※変態後1年目の若いイモリは、よく陸に上がります。





参考文献

  「飼育と観察百科」<世界文化社・日高 敏隆 監修>
 「カメ・カエルなど両生類爬虫類の飼い方」<成美堂出版・富田京一 監修>
 「爬虫類クラブ」<誠文堂新光社・長坂 拓也(著)>



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